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熱海市役所メンバーら、ハワイの地域活性化を参考モデルに

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2019年3/7日、日本・静岡県熱海市の市役所や観光協会、旅館組合などのメンバー8名が、ハワイの地域活性プロジェクト「111-HAWAII」の取り組みについて話を聞きに、クラレンス・リー・デザイン社を訪問しました。

 

Clarence Lee Design代表のKuni Yamamoto氏より、通常はバラバラに存在する中小企業のメイドインハワイ製品を、統一ブランドとして商品開発と販売をサポートすることで、物作りから地域活性を図る活動「111-HAWAII PROJECT」について、立ち上げた想いから運営方法などが話されました。このプロジェクトは、売上の一部をハワイの環境保護活動へ寄付することで、ハワイの社会貢献にもつなげるハワイ州観光局公認活動として2015年にスタートしました。ネーミングの「111」とは、「旅行者・地元企業・地域社会」の3者がともに、Win-Win-Winを目指すという仕組みから名付けられています。

 

次に、Hawaii Hochi代表のTaro Yoshida氏より、ハワイのグルメ、お土産、ツアーなど、45カテゴリーから、全世界のハワイ好き日本人によるオンライン投票で、それぞれのランキングを決定する「111-HAWAII AWARD」について話されました。111-HAWAII PROJECTの「Win-Win-Win シチュエーション」の理念を受けて、2017年に立ち上がったこのアワードは、ハワイの日本人市場への満足度を高めるだけでなく、ハワイ企業の品質向上、ハワイ経済の活性化にもつなげる取り組みになっています。

 

日頃、熱海市のDMO(Destination Management/Marketing Organization)や地域活性化に力を入れているメンバーらは、熱海での取り組みの参考事例として熱心に話を聞かれ、「非常に完成度の高い活動で素晴らしい」との声が上がりました。

 

ハワイと日本のビジネスを繋ぐデザイン戦略からブランディングを数多く手掛けるクラレンス・リー・デザインとしては、今後もこのようなハワイと日本の架け橋となる活動も続けていきたいと考えております。

Atami Studio Visit

 

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